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“人的資本経営”の基礎知識と実務に特化した初めての検定試験 「人的資本経営検定 BASIC」

 近年、注目を浴びている「人的資本経営」。昨年8月に、政府から人的資本の情報開示における指針(人的資本可視化指針)が公表されたことを受けて、本格的な推進が各企業に求められています。しかし、いざ具体的に取り組もうとしても、多くの行政資料や公的機関の資料、国内外の指標、日本国内の法令や制度が個々に独立して存在していることもあり、その全体像をつかむことは非常に難しく、また、上場企業における投資家向けの情報開示や、金融商品取引法や女性活躍推進法、育児介護休業法など情報開示に関連する法令に大きくスポットを当てて説明されることも多いため、どこから一歩を生み出せばいいかがわかりにくくなっている状況にあります。

 人的資本経営の本質とは、人材を企業の付加価値を生み出す資本として捉え、その価値を高めていくことで経営課題の解決を図っていくものであり、情報の開示はその結果にすぎません。情報開示を目的とするのではなく、自社の現状把握から施策の実施、開示に至るまで必要なステップを一つひとつ踏み、それをサイクルとして回すことが一番の肝になります。

 そこで、マネジメント目線にとどまることなく、人的資本経営を実践していく際に必要な一通りの実務の基礎を習得し、その知識を認定するのが「人的資本経営検定」です。

 「実務に活かす」をゴールに、学びを重視した検定となっており、BASICでは人的資本経営に関連する重要な行政の資料、国内外の指標・ガイドライン等を広く網羅、一つひとつ紐解き、体系化。試験対策講座(動画&レジュメ)、テキストを繰り返し学習し、その総仕上げとしてWEB受験をクリアすることで、知識を着実なものにすることができます。

 人的資本経営は、大企業、中小企業関係なく、今後、企業経営の基本的事項の一つとなり、経営者・人事部門の方のみならず、広くビジネスパーソンの必須知識になってくることは間違いありません。ビジネススキルの向上やキャリアアップを目指す方はもちろんのこと、企業における育成やキャリア支援の一環として、管理職、新入社員研修等の企業内研修プログラムの一つとしても、ぜひご活用ください。

 

「人的資本経営検定 BASIC」の3つの特長

1.人的資本経営の基本的な知識が習得できる

 人的資本経営の基本概念、各法令及び国内外の指標で求められる内容を理解し、実務で生かすポイントまでを押さえることができます。合わせて、経済産業省「人材版伊藤レポート」「人材版伊藤レポート2.0」、内閣官房の「人的資本可視化指針」をはじめとする重要な行政資料を読み解く力をしっかり身に付けていただくことができます。なお、学習の中では、新聞やニュースの頻出ワードが出てきますので、同時にビジネス感度も高まります。

2.全てオンラインで完結!WEB講座とWEB試験が一体型の検定

 人的資本経営検定は、学びを重視した検定と位置付けており、広く誰でも受験しやすいよう、「WEB講義+WEB試験の一体型」の形式を取っています。全てオンラインで完結でき、お申込み(アカウント発行)から2か月(60日)の受講・受験期間内に、自宅PCなどオンラインの環境があればどこでも受講・受験をすることができます。

 

3.試験委員長に人的資本経営のスペシャリスト・松井勇策氏

 早くから人的資本経営の実践・研究に取り組まれ、社会保険労務士としての実務知見を交え、多くの企業で人的資本経営の導入支援、セミナー等で人的資本経営の実務面にフォーカスした情報発信を精力的に展開されている松井勇策氏(情報経営イノベーション専門職大学客員教授/フォレストコンサルティング経営人事フォーラム代表)を試験委員長にお迎えし、本検定のコンテンツを全面監修していただきました。

 広くビジネスパーソンが人的資本経営の知識をスムーズに身に付けられるよう、実務上の要素をふんだんに盛り込み、充実したコンテンツとなっています。平易でかみ砕いたテキスト(電子ブック)、特に重要なポイントやテキストの行間について解説した試験対策講座動画(レジュメ)、総仕上げとして、WEB受験問題を解いた後は、解説を熟読することで、より理解を深めていただくことができます。

 

受講者の声

人的資経営の考え方は経営者・人事だけでなく、ビジネスパーソンの必須の視点になってきます

⽶澤裕美 氏(米澤社労士事務所 代表)

 人的資本経営に関する記事やニュースを多く見かけるようになりました。人的資本経営というキーワードは、人事のトレンドワードにもなっているそうです。しかし実はこの人的資本経営、「人」という字が入っているので、「人に関すること」というイメージはあっても、具体的なことはよくわからない、という方が大半だと思います。

 企業の価値を向上させる源は、人材です。人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる‟経営のあり方“が人的資本経営です。例えば、多くの採用候補者は企業の人的資本への取り組みに関心があります。企業が発信する情報、ホームページやSNSはほとんどの方がチェックしているといわれています。企業が、人的資本経営にどのように取り組み、それを社外に開示していくか、人的資本経営のツールや考え方を活用して、社外にアピールしていく。これは人材採用にも良い影響を与えますし、企業のブランディングにもつなげていくことができるでしょう。

 人的資本経営の考え方は、今後間違いなくビジネスパーソンに必須の視点となっていきます。私も本検定を受講しましたが、ISO/GRI/SASBなど国際基準や関連法令も学べ、総合的な知識を得ることができました。約4時間の講義とWEB試験で取得できるボリューム感も魅力です。本検定を多くの方が活用し、企業の成長につなげていかれることを祈念しております。

※推薦コメントは動画でもご覧いただけます。

受講者の声 

人的資本経営のまとまった情報が得られる有益な検定です

林 雄次はやし総合支援事務所 代表)

 人的資本経営という視点に特化した初の検定である『人的資本経営検定 BASIC』。人的資本経営に関心を持ったり、いざ取り組もうと思ってもまとまった情報が少なかったりする中で、非常に有益な検定です。

 充実した内容のテキストはもちろん、動画でわかりやすく受講を進めていくことが可能。さらに動画に沿ったレジュメや単元ごとのチェックポイントもあり、最後にはテストで理解度も確認できるので、至れり尽くせりだなと思いました。

 まだ他に取り組んでいる人が少ない分野をいち早くマスターしたい社会保険労務士の方はもちろん、人的資本経営に取り組みたい企業の方にも役立つこと間違いなし。検定合格後も、充実のコンテンツを元に研修資料などにアレンジするなど、活用できるでしょう。多くの方に知って頂き、広まるといいなと願っています。

 

兒玉有美子氏(社会保険労務⼠ こだま社労士オフィス 代表)

 『人的資本経営検定BASIC』を受講して、体系的に理解を深めることができました。これまでも、次世代法や女性活躍推進法等への取り組みを支援して参りましたが、人的資本経営の概念を理解することで、さらに一歩踏み込んだ取り組みができると感じています。社労士として、企業として、どう行動するかを考えるきっかけになる講座です。

 

こんな方にオススメ!

  • 経営者及び経営戦略、人事戦略に携わる方
  • 経営企画部門、人事部門の方
  • ビジネススキルの向上を目指す方
  • キャリアアップを目指す方
  • 人的資本経営について深く学びたい方
    ・・・ビジネスパーソンの経営観を養う必須スキルとして、全てのビジネスパーソンにおすすめします!

 

「人的資本経営検定 BASIC」の概要

1.試験概要

・人的資本経営の基本概念について理解し、新聞等のメディアの人的資本経営に関する記事やニュースを読み解け、人的資本経営の導入・実践を進めていく上で、どうすればいいか具体的なタスク・手順や留意すべき点等が身についていることを認定します。
・10~15分程度の解説講義を23セッション視聴後、全30問の試験を受験いただきます。
・試験時間は60分で、試験問題はすべて3択式です。

2.試験日・試験会場

・試験日については、受験のお申込み(アカウント発行)から2か月(60日)の間で、任意のタイミングで受験できます。受講期間内にすべてのWEB講義を視聴し、WEB試験に合格することで資格認定されます(WEB上で認定証を発行)。
・試験会場については、自宅PCなど、オンラインの環境があればどこでも受験できます。

 

3.受験資格

・どなたでも受験できます。

4, 学習教材

・人的資本経営検定 BASIC試験対策講座(動画)約210分
・人的資本経営検定 BASIC試験対策講座(レジュメ)108ページ
・テキスト(電子ブック76ページ) ※テキストのサンプルはこちら
・試験問題(全30問) 及び各解説

 

5,合格基準

・全30問の問題のうち、8割(24問)以上の正答で合格です。

 

受験料(講座費用・認定料込) 26,400円(税込)

※上記の金額は、WEB講義、WEB試験、テキスト等の資料一式を含みます。

 ※団体受験も承ります。詳細はお問い合わせください。

 

こちらもお読みください。

「人的資本経営」に企業が取り組む意味とは?

人的資本経営の実践その前に。共通認識を持っていますか?

人的資本経営の知識を持ち、各方面で活躍中の社会保険労務士一覧

 

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