給与計算・社保手続き業務の内製化についての相談
2016.12.22(木曜日)
依頼企業:外資系システム開発会社
企業規模 | 社員数:約100名、主要都市に支店あり。 |
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事業内容 | 世界的なソフトウェア開発会社が設立した合弁会社の100%出資日本法人。日本、米国、欧州、中国で事業を拡大している5,000名規模の企業グループの一員として、ITコンサルティングやソリューションを提供。中国でのオフショア開発、米国でのソリューションやサポートを含め、さまざまな顧客ニーズに対応。 |
課題
現在、顧問の社会保険労務士にお願いしている給与計算・社会保険手続きのアウトソーシングをやめて、内製化するようにしたいと考えているが、内製に移行するにあたってどのように進めていいかわからない。
自社での運用に最適なやり方や給与計算ソフトなどについて相談にのってもらいたい。
かいけつ策
内製化に向けて、現在の給与計算・社会保険手続きのアウトソーシング状況や就業実態、要望等について詳細をヒアリング。
実情を伺ったところ、拠点が複数、人材派遣を行っていることもあり、勤怠管理がきちんとできていないという課題も。
給与計算に伴って勤怠管理の整備も必要だったことから、複数拠点かつシフト管理のできる勤怠管理システム「JOB CAN(ジョブカン)」の利用を提案。
給与計算については、内製化しても正しく給与計算ができているかの社労士事務所によるチェックはお願いしたいという要望があったため、オンプレミスの給与計算ソフトではなく、クラウドの給与計算システムを提案。特に業務効率を考え、「JOB CAN」の勤怠データを連動させることができる「PCA給与X クラウド」をご案内。あわせて、さらなる業務効率化・コスト削減も踏まえ、Web給与明細配信システム「Pay-Look(ペイルック)」との連動によるも給与明細の電子化も提案。
これらのシステムの導入にあたっては、各システムの提供会社と連携し( JOB CAN=株式会社Donuts 、PCA給与X クラウド=株式会社ピー・シー・エー、 Pay-Look=株式会社クリックス)、それぞれのシステムの連動はじめ、導入面でもサポート。
また、実際にシステム上での給与計算を可能とするために、初期設定やマスターデータの取り込みはじめ、実際の操作面なども指導し、内製化の軌道に乗るまでを支援しました。
給与計算・社会保険手続きに関して、アウトソーシングとして業務を請け負うだけでなく、ノウハウを生かして自社で行っている給与計算・社保手続き業務の効率化のお手伝いもいたします。